学生が企業と連携し、プラごみとCO2排出量削減に取り組む!

麻布大学では、環境科学科の学生が中心となり、プラごみとCO2排出量削減に取り組むプロジェクト「一杯からはじめよう!脱・使い捨てAction」を結成。アサヒグループホールディングス(株)、ウォータースタンド(株)と連携し、キャンパス内でプラスチック等の使い捨ての削減に取り組んでいます!

ハイブリッド型(授業を対面とオンラインで行い、学生は分散して受講する授業方法)授業が再開された2021年の11月には、プロジェクトメンバーの発案で、学内でのマイタンブラーキャンペーンを展開しました。このキャンペーンでは、マイタンブラー・マイボトルの利用を促進し、ペットボトル使用の削減を図ります。

マイボトルの利用状況等に関するアンケート調査に協力する形でモニターを募集したところ、なんと、569名の学生・教職員に参加していただきました!(プロジェクトメンバーも、反響の大きさにびっくり(笑))。モニターの方々にはプロジェクトメンバーによるオリジナルロゴ入りのリユースカップ「森のタンブラー※」を提供。同時にウォータースタンド株式会社に協力を仰ぎ、学内各所に4台のウォーターサーバーを試験的に設置してマイタンブラーやマイボトルを利用しやすい環境を整えました。

ペットボトル使用量の削減効果は、毎月1回各ウォーターサーバーの給水量を計測し、500mlのペットボトルの本数に換算して測定しました。2021年11月9日~2022年2月3日までのデータでは、総計6676Lの給水があり、これはペットボトル(500ml)では13,352本、CO2排出量では約1.6tの削減に相当します。

そして、今年度はウォーターサーバーが試験設置から本設置となりました。プロジェクトメンバーの学生がサーバーのメンテナンスと給水量の見える化を、さらにはペットボトルの排出量からも削減効果をはかる予定です。


※森のタンブラーは植物由来何度でも使えるのエコカップ。製造時のプラスチック使用量を減らし、繰り返し使用できるのでCO2の排出も削減できます。アサヒビール株式会社とパナソニック株式会社の共同開発品です。