プレゼンで使えるフリー素材サイト

 大学では、講義や演習、研究室のゼミなど様々な場面で、プレゼンを行う機会があります。

 プレゼンを分かりやすく伝えるコツの一つが、文字だけではなく、写真やイラストを効果的に使ったプレゼン資料を作成することです。

ただ、インターネット上には数多くの写真やイラストがありますが、これらの画像は著作権で保護されているものもあり、私たちが勝手に使って良いというわけではありません。


そんなとき、著作権フリーの写真やイラストを取り扱うサイト、いわゆるフリー素材サイトが非常に役立ちます。


ここでは、写真、アイコン・ピクトグラム、イラストの各ジャンルから、7つのフリー素材のサイトを紹介します。



写真素材サイト

(サイトのアイコンをクリック・タップすると各サイトに移動します)


①PAKUTASO(ぱくたそ)

 

 フリー写真素材系サイトとして非常に有名なサイトです。人物や風景などの写真が3万点以上あり、写真のクオリティが高いのが特徴です。

会員登録が不要で画像のダウンロード制限もないので、写真の画像を見つけたい場合にとても使い勝手のよいサイトです。


URL:https://www.pakutaso.com/
会員登録:不要
ダウンロード制限:無し



②写真AC (photo AC)

 

 数多くのクリエイターから提供された100万点以上の写真画像がアップロードされており、ジャンルを問わず、様々な写真が手に入るのが魅力です。

 ただし、写真をダウンロードする際に会員登録が必要なこと、また、無料で利用する場合、1日の検索回数とダウンロード回数に制限があるので、計画的な利用が必要となります。


URL :https://www.photo-ac.com/ 
会員登録:必要
ダウンロード制限・検索回数制限:有り(1日5回まで)




アイコン・ピクトグラム素材サイト


③SILHOUETTE ILLUST (シルエットイラスト)


 1万点以上のイラストアイコンを無料でダウンロードが可能です。イラストは白黒画像のみですが、スタイリッシュで汎用性の高いデザインが多いのが特徴です。

また、ファイル形式も背景透過PNGとJPG形式の両方でダウンロードされますので、ユーザーにはありがたい仕様になっています。


URL:https://www.silhouette-illust.com/
会員登録:不要
ダウンロード制限:無し



④SILHOUETTE DESIGN (シルエットデザイン)


 シルエットイラストと同じく、イラストアイコンのフリー素材集です。

素材の点数はシルエットイラストよりもやや少なめですが、こちらのイラストは、色調を自分の好きなようにカスタマイズすることができるので、汎用性の高い画像をダウンロードすることができます。


URL:https://kage-design.com/
会員登録:不要
ダウンロード制限:無し



⑤ICOOON MONO(アイコーン モノ)


 こちらのアイコンも RGBを使った色調指定が可能なので、プレゼン資料のテーマに合わせたアイコンをダウンロードすることが可能です。


URL:https://icooon-mono.com/
会員登録:不要
ダウンロード制限:無し



イラスト系素材サイト


⑥いらすとや


 イラスト系のフリー素材と言えば、このサイトを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

汎用性の高いイラストはもちろん、『キャベツを食べるウニのイラスト』なんてものまで、非常に幅広いシチュエーションのイラストを利用することができます。


URL:https://www.irasutoya.com/
会員登録:不要
ダウンロード制限:無し(一つの発表・プレゼンにつき20点まで無償で利用可能)



⑦イラストAC (illust AC)


 写真ACのイラスト版サイトです。

登録イラストレーターから提供された様々なタッチのイラストが手に入れることができますが、こちらも写真ACと同じく会員登録が必要なこと、また、無料利用の場合、検索回数と画像のダウンロード回数に制限があるので、注意が必要です。


URL: https://www.ac-illust.com/
会員登録:必要
ダウンロード制限・検索回数制限:有り(1日5回まで)


 今回紹介した7つのフリー素材サイトは、同じ検索ワードでも、画像やイラストの特徴が少しづつ異なってきます。例えば、それぞれのサイトで『森・森林』と検索してみると、以下のような画像や写真をダウンロードすることができます。

 

 プレゼン資料を作成するのは、慣れないうちはとても大変な作業ですが、紹介したサイトを好みに応じて使い分けてみると、ちょっと楽しい気持ちで資料を作ることができるかもしれません。